「健康経営」発信地アメリカ~コカ・コーラの事例

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◎コカコーラ社の個人の健康改善のための戦略

コカ・コーラの、人を幸福にするための戦略は身体的や感情的、経済的、社会的な幸福のサポートである。プログラム以上に、社員がバランスの取れ、幸せで友人や家族とともにいて豊かであるように促進する幸福な文化に重点を置いている。

コカ・コーラはベストの力を職場に持ってくる社員は他と比べてよりクリエイティブで生産的であり、社員と会社のお互いによいことだと考えている。

そして内部の組織戦略を世界中のアクティブで健康的なライフスタイルプログラムと繋げるのは会社にとって重要なことである。 コカ・コーラが社員の幸福のため戦略は以下の4つの領域に重点を置いている。

 1. 個々にあったサポート。個人のニーズに合わせ、それぞれの課題を解決して目標を達成に導く。

 2.社会的繋がり。相互的繋がり等を通して幸福でいることが組織生活の中でも注目すべき点であるよう、話題性を保つ。

 3.幸福をにつながる情報を得やすく。

 4.幸福な文化に移行する。リーダーが幸福のロールモデルとしてはじめ、それぞれ組織が世界的に仕事や家族、属するコミュニティの中に幸福を調和させていく。

コカ・コーラ社は社員の幸福度を促進するため設計された総合的な福利厚生を提供している。総合的なヘルスケアのほかに、

・本社のジム、医療センター ・アメリカ中のジム会員の割引 ・幸福の指導 ・病気対策のプログラム (経済的な幸福支援として、)アメリカで無料で受けられるファイナンシャルプランサービス を用意したり、アメリカにある社員支援システムを100か国以上でも展開しようとしたりしている。

同社は総合的にカスタマイズできる健康と幸福のプラットフォームであるバージンヘルスマイル(現バージンパルス)を社員に提供している。このサービスによって、社員の健康・幸福活動を追跡し、評価、プラン作成してまとめる手助けができる。また社員のモチベーションを高めるため、同社は活動的で困難なことに挑戦し、幸福度査定をクリアして幸福の指導プログラムに参加した人にインセンティブを与えている。 前述した4つのポイントを意識した社員の幸福のためのサポートをいくつか挙げる。

◆社員を巻き込んだ先進的で新しい戦略作り。 ・・・幸福プログラムは会社主導だけではなくむしろ社員の熱意によって進められる。社員の熱意を掻き立てるために、同社は主要な職場と海外の職場で幸福チャンピオンを輩出してきた。このチャンピオン制度は地域的に有効である。チャンピオンに加え、同社は3日間の「スタートアップ ウィーケンド(Start-Up Weekend)」イベントを最近始めた。このイベントでは50人以上の社員が集まり、グループでブレインストーミングして作りこみ、幸福プログラムに新しいアイディアを投げかける。最後にそれぞれのグループが幸福プログラムの活性化のために管理職補佐となる。の四つはその中でも実現化に向けているものだ。

“Fit Mob” フラッシュモブのようなもの。数分の間、いきなり人々が集まって勢いよくエクササイズをする。メールで社員を招待をして10-15分間ズンバや太極拳などに参加を促す。

“Coke Music Movement” 音楽がストレスや血圧を抑えること受けたもの。音楽パフォーマンスを聴いている間に社員がお互い関わり、リフレッシュをする。隔週で行われていて、社員によるパフォーマンスもよく行われる。

“Walk with a Leader” 名前の通り、これはリーダーがローテーションで主導でランチタイムに歩く、プログラム。コカ・コーラのリーダーと歩き、通常の環境から離れて関わる機会を持つことによって社員を目覚めさせ、活動的にさせることを意図している。

“Financial Planning” 同社はアメリカ国内で社員が無料でファイナンシャルプランサービスを受けられるようにしている。これによって従業員の医療費負担を減らすことに役立っている。

“Making Activity Fun And Social” 2014年初め、同社はFIFA World Cupでのスポンサー権を活かして世界的なエクササイズイベントを行った。社員は50か国以上の国々でサッカー(フットボール)の試合を通して戦った。各国の勝者からランダムには2014年のブラジルワールドカップでVIP待遇を獲得者が選ばれた。

◎効果と影響

コカ・コーラ社は以下の社員と会社の両社にとっての明確な影響を評価する測定法をとっている。

「人口健康リスク」:慢性的にハイリスクな社員が、社員にとって好影響で医療費を抑えられる、低リスクのカテゴリーにどれくらいの割合で移行するのか。

「社員の関心度合い」:幸福に注目した見識調査。社員の関心度合いとビジネスにおけるパフォーマンスには直接的な関わりがある。

「イノベーション」:幸福的活動は、異質な社員のグループをまぜあわせたときに重要な役割を果たす。これらの相互接続は会社が推進するイノベーションや創造性にとってはとても重要なつなぎ目を果たす。

◎まとめ

社員が多忙な日々を送る中、コカ・コーラ社は社員に有益な情報を与える教育、と様々なプログラムやポリシーを設けるファシリテーション、健康を習慣づけるためのインセンティブによるモチベーション。以上の3つの方向から社員が幸福になるようアプローチをしている。

幸福を通して生産性の向上を図るには単なるプログラムだけではない。健康と幸福の目標がビジネス的目標と密であるような総合的な文化の流れを要する。その密な関わりがないと幸福は仕事とは離れ、優先度が下がり、「自分の仕事が終わったときだけ」幸せ、となってしまう。

トップ層から動き出すことも重要だ。コカ・コーラ社ではリーダーが自らロールモデルになって目に見える形で実際に行動に示し、それぞれの部下に積極的な幸福へのサポートを行っている。歩く会議や社員に自身の幸福について聞くこと、誰かが自身の幸福目標に到達したときに祝福すること、どれにしても、それが目に見えて、コカ・コーラ社自身の言葉で語られることが大事である。

<参照元リンク>

http://www.healthinnovationcouncil.org/member/muhtar-kent/

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