IBMによるWatson Healthプロジェクト、現在の状況は?

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16331ae4c0c9469a60b58b58713d0ba0_s以前の記事でもお伝えしたWatson Health。急激に成長しています。
現在はどのような状況でしょうか。

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≪医療情報の質が変化:外因性データの重要性≫

 「医療に関する情報は増え続けており、その管理と、そこからいかに意味を引き出すかが問題になりつつある段階に来ている。人の健康と快適な暮らしに影響を与える要因のことを健康の決定要因と呼ぶが、その10%は患者と医者との間のやりとりの中で得られる臨床データ、30%は遺伝子関連の情報であり、60%は外因性データと呼ばれる、通常の医療環境の外部で人に起こっている事柄だ」(IBMのWatson Healthグループでイノベーション担当バイスプレジデント兼最高科学責任者(CSO)を務めるShahram Ebadollahi博士)

 外因性データが増加している背景にあるのは、ネットワークに接続された健康に関わりのあるハードウェアの増加だ。「Fitbit」などのフィットネスバンドで収集される情報はもとより、Appleの「HealthKit」や「Google Fit」、サムスンの「S Health」などのスマートフォンを使用したプラットフォームもあれば、インシュリンポンプ、ペースメーカー、血圧計などの、ユーザーのデータを記録できる医療機器も増えている。

医療事業者は、それらのデータを収集して、電子カルテや病院のレポートなどの他のデータと組み合わせ、「Watson Health Cloud」のようなアナリティクスシステムに入力することで、医者や患者自身が、健康を管理するための情報を得られるようにする必要が出てくるだろう、と付け加えた。

 しかし、外因性データを生成するデバイスやプラットフォームはあまりにも多岐にわたっており、そのサイロ化した情報を入手し、医療事業者が利用したいシステムに入力することは非常に難しい。

≪Watson Healthのパートナーシップ≫
Watson Healthグループは、立ち上げからの6カ月強で、医療分野の多くの企業とパートナーシップを結んだ。この中には、医療機器メーカーのMedtronicやJohnson & Johnsonが含まれ、最近ではAppleとも協力関係を結んでいる。そしてIBMは、Appleとのパートナーシップが、この情報サイロの問題を解決するのに役立ってくれるかもしれないと期待している。

「IBMは1年半前からAppleと強力なパートナーシップを結び、Appleのデバイスやアプリをエンタープライズ環境で利用できるようにする取り組みを進めているが、Watson Healthとのパートナーシップは、HealthKitやResearchKitのような方向に向かっている。これらの種類のデータセットのインターフェースをどうするか、データをどうWatson Health Cloudに持ち込むか、患者のためにこの種の情報を必要としている医療機関にサービスをどう提供するかなどに取り組んでいる」(Ebadollahi氏)

≪Watson Heathの買収状況≫

買収の背後にある動機は、Watson Healthの製品に、個人レベルから集団レベルまで、さまざまなレベルの健康データを扱う能力を与えることだ

・10億ドルで買収した医療画像を扱うMerge
:Watson Healthのアナリティクスシステムは、テキストで記述された資料だけでなく、レントゲン写真やその他の医療画像にも利用できるようになる。

・医療ビッグデータアナリティクス企業のExplorys
:Explorysは医療事業者のシステムに接続してデータをクラウドに移し、大勢の人たちのリスク層別化やケアサービスの管理などに関するアナリティクスを行う

・健康管理ソフトウェア企業Phytel
:Phytelのソフトウェアは、医者が個人の治療を管理できるようにする。

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Watson Health最近増えているウェアラブル端末等で日常的に記録していくなどして生まれる外因的データをより収集・活用していくために様々な企業と提携、もしくは企業を買収しています。

今後どのように他から取り込んだ技術を活かし実用化されていくか注目です。

 

<参照元リンク>
http://japan.zdnet.com/article/35073824/

 

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