健康に焦点を当てたビル認証、WELL認証とは?

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wellbuilding 健康的で生産性の高い空間を評価するビルの新しい認証制度、WELL(WELL Building Standard)への注目が高まっている。一般社団法人グリーンビルディングジャパン(GBJ)は2015年12月、東京都内でシンポジウムを開催し、同認証の動向を紹介した。

 WELL認証は、人間の健康や快適性・生産性の向上を目的にオフィスビルなどを評価する制度で、2014年に米国で始まった。「身体的、精神的、社会的に良好な状態=ウェルビーイング」を重視する。すでに米ロサンゼルスのCBRE本社、豪シドニーのマッコーリーグループのオフィスなどが、パイロットプロジェクトとして認定されている。東急不動産の米子会社が参画するニューヨークの425パーク・アベニューも、WELL認証を取得する予定だ。

 WELL認証の創設者であるフィル・ウィリアムス氏(DELOS社エグゼクティブ・ディレクター)は講演で、「私たちは90%以上の時間を建物内で過ごしているから、この種の認証が必要だ」と説いた。

 評価項目は「空気」、「水」、「栄養」、「光」、「フィットネス」、「快適性」、「心」の7分野、計102項目。必達の41項目と、さらなる快適性を実現するための61項目で構成する。認証ランクは、評価の高い順にプラチナ、ゴールド、シルバーの3段階だ。必達の41項目を満たすとシルバー、これに加えて、さらなる快適性を実現する項目が40%を超えるとゴールド、80%を超えるとプラチナとなる。

 複数の建物認証制度が存在する日本で普及するかどうかは未知数だが、人間の健康や生産性・快適性向上に焦点を当てた評価は一般的なオフィステナントに親しみやすいという意見もある。環境、社会、ガバナンス(ESG)を重視して投資先を選別するESG投資の拡大も、普及の追い風となりそうだ。

 WELL認証制度はIWBI(International WELL Building Institute)が運営し、実際の認証はLEEDの認証を手がけるGBCI(The Green Business Certification Inc.)が担う。日本ではGBJが普及啓発やトレーニングマテリアルの提供などを計画している。

 

引用元 : http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/15/431841/122500029/ 

 

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