
健康意識が高い人、すなわち余裕がある人といえるだろう。
今回は所得の違いが健康に与える影響について紹介する。
所得の違いで健康もこれだけ変わる!?
厚生労働省が国民の健康増進の目的のため、毎年実施している「国民健康・栄養調査」がありますが、最新の平成26年の調査は、所得と生活習慣等に関する状況が重点項目とされている。その結果から所得格差が健康格差につながることがわかった。
1、食生活
所得600万円以上に比べると、600万円未満では穀物摂取量が多く、野菜・肉類が少ない。
値段が低く満腹感のある穀物が低所得で多くなるのは仕方ないが、栄養面からいえば健康に差し障りがありそうである。
2、運動
運動習慣について、所得で著しい差は見られませんが、歩数の平均値は所得200万円未満が少ない。
3、喫煙
所得600万円以上に比べると、600万円未満は喫煙率が高い。
原因はストレスか。
4、健康診断
所得600万円以上に比べると、所得600万円未満は健診を受けていない割合が高い。
5、体型
肥満者の割合は所得600万円以上に比べると、所得200万円未満で高い。食生活の偏りが影響していそうだ。
所得が少ないと食生活に影響が出る。安価なインスタント食品やジャンクフードで済ますなどの栄養の偏りが肥満につながり、また生活習慣病の引き金になることも考えられる。
生活にゆとりがないと健康まで意識がいかない傾向がある。調査全体から、やはり所得格差は健康格差につながるといえるだろう。
この結果を見ていると健康にはお金がかかる、そんな悠長なことを考えてられないといった現実が見えてくる。
特に若者は実際に病気等にかかるリスクが低いことから健康にまで気遣うことが難しいということもあるだろう。人は実際に病気にならないとそのリスクを認識できない。しかし、病気は日々の積み重ねの結果として現れる。気づいたころには深刻化していることが多い。やはり、今必要なのは手軽に”見える化”できるツールと機会ということだろう。自分の健康状態を”見える化”することで初めてそのリスクに気づくのだ。
引用元:http://jijico.mbp-japan.com/2016/07/14/articles20709.html
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