健康診断でも気づきにくい病気「狭心症」とは?

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毎日健康経営ニュース

 

狭心症は、発作が起きていない時の心電図は正常であることが多いため、健康診断の安静時心電図で狭心症と診断されることがほとんどありません。なので、自分で気づいた事があれば早めに受診することが大事です。

狭心症とは? 心臓の血管が何らかの原因で狭くなり、血流が阻害されることでおこる一時的な心臓の酸欠状態です。狭心症は以下の4つのタイプに分けることができます。

労作狭心症
労作狭心症は運動負荷によって胸痛発作が発言します。よって、運動負荷を与えなければ発作を伴いません。

安静時狭心症
安静狭心症は安静時、特に夜間に発作が起こります。

異形狭心症
異形狭心症は主に冠動脈の痙攣が引き金となり発作が起こります。

不安定狭心症
不安定狭心症は上記3つの病型を併せ持ち、症状が定期で頻繁にでる狭心症です。悪化すると心筋梗塞になりやすいため、早急な治療が必要です。

狭心症の症状 代表的な症状は胸痛です。胸全体に締め付けられるような痛みが生じます。狭心症の初期症状には胃が重たい、のどが詰まる、左肩から腕が痛い、歯が浮いた感じがするなどがあります。アゴやみぞおち、耳に痛みを感じることもあります。
重症化した場合、労作に関係なく胸痛発作が頻繁に起きたり発作の時間が長くなったりします。また、糖尿病があると痛みを感じにくいため注意です。健康診断などで見つけるのが難しい病気なので、症状に心当たりがある場合は早めに医療機関を受診するようにしましょう。

狭心症と心筋梗塞の違いとは? 狭心症の場合、動脈硬化で血管内が狭くなっていますが、心筋梗塞はさらに血栓ができて閉塞し血流が途絶えた状態です。2つの大きな違いは、狭心症の心筋は虚血になっても生きていますが、心筋梗塞の場合一部の心筋が死んでしまっています。死んでしまった部分は元には戻りません。
伴う胸痛も狭心症の場合は数10秒~10分程度で治まりますが、心筋梗塞の場合は冷や汗や吐き気を伴う耐えがたい痛みが30分以上続きます。

どんな人が狭心症になりやすい? 原因は? 主な原因は動脈硬化です。動脈硬化を起こした血管はアテロームと呼ばれる脂肪組織を形成し血管の内腔に蓄積していきます。このアテロームによって血流が悪くなります。
冠動脈の主な原因も動脈硬化で、冠動脈の血流が悪くなると心臓の筋肉に酸素の供給が不足し、胸の痛みや圧迫感を生じるようになります。この症状が数分から数10分続く一時的な状態が狭心症です。
狭心症になりやすい人は、以下のような人だといわれています。
タバコを吸っている 高血圧 コレステロールが高い 糖尿病 透析治療を受けている 身内で心筋梗塞や狭心症になった人がいる ストレスを感じるほど心臓や血管に負担をかけるため、神経質でイライラしやすい人も注意した方がいいかもしれません。

狭心症の治療法 服薬治療では症状に合わせた薬を使います。アスピリン、塩酸チクロピジン、シロタゾール、ワーファリンには血液をサラサラにする作用があります。
冠動脈を広げる効果があるニトログリセリンは即効性があり、発作があった時にすぐに使用できます。硝酸イソソルビトも同様の効果があり、こちらは即効性はありませんが効果が長く続きます。
β遮断薬などの心臓の負担を軽くする薬もあります。カルシウム拮抗薬は冠動脈の痙攣により血管が縮まり発作を起こす冠攣縮狭心症の予防にも有効です。
薬物療法だけでは不十分な場合、手術によって治療する事になります。冠動脈が75%以上狭くなっている場合は血管にカテーテルを通して広げる治療を行います。バルーンを使って血管を広げるので風船治療とも呼ばれます。
成功率は約90%以上の手術です。冠動脈治療とあわせて1~2時間ほどの治療時間でできます。
カテーテルによる治療が難しい場合はバイパス治療を行うのですが、これは全身麻酔を行って胸を開き冠動脈の治療をする方法なので、高齢者や手術に耐えられる体力がない場合はできないこともあります。
成功率は約95%と高い手術です。手術時間は4~5時間ほどで手術後の入院は2~3週間必要です。

狭心症にならないためにはどうすればいい? 狭心症の予防は生活習慣をコントロールし、動脈硬化を進行させないことが重要です。塩分・糖分・脂肪分の取りすぎに注意したバランスのよい食事を心がけ、飲酒、喫煙は控えましょう。ニコチンは血管の内膜の炎症を引き起こすといわれています。
適度な運動も大事で、ウォーキング・水泳などの有酸素運動が適切です。過度の疲労や緊張、天候の急変などでも生じることが多いので、ストレス解消や体温調節にも気をつけましょう。精神的肉体的ストレスがかかると血液中のコレステロールが上昇し動脈硬化が進行しやすくなります。
交感神経のホルモンが増大して血圧が上がると、心筋梗塞の引き金にもなります。日々のちょっとした気遣いで予防できるものが多いので、ストレスの溜まらない生活を心がけることが大事です。

まとめ 運動不足であったり生活習慣が乱れていたりして、当てはまっているところが多いようでしたら、一度循環器内科のある病院で検査を受けるといいでしょう。狭心症は悪化すると心筋梗塞になってしまうこともあります。心筋梗塞になってしまったら最悪の場合死に至ることも。そうならないためにも今から生活習慣などをしっかりと整えて予防することが大切です。

 

引用元:http://news.ameba.jp/20170508-531/

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