飲み放題でも「水」を飲む、マインドフルドリンキングの効果とは

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水を飲むことで「集中力」が高まる?

アルコールが飲めないわけでもソフトドリンクが嫌いなわけでもないですが、水がともかく好きなので、私は飲み会でも水を頼みます。「健康のために徹底していますね」と言われることもありますが、健康のためだけではありません。

水が好きな理由はいくつかありますが、一番は水の味を探ろうとすることで舌の感覚が研ぎすまされ、一時的に集中力が高まるためです。“マインドフルドリンキング”と名付け、マインドフルネス(集中力の向上やメンタル面の負担を軽減するといわれている、禅を由来とした瞑想法)の派生版として実践しています。

ビールやワインでもできるじゃないかと言われそうですが、アルコールだと集中力が低下しやすいことや舌への刺激が少ないほど感じる力が高まるため、水がベストです。

「味がないから水なんて飲まないよ」という人もいます。ラジオでアシスタントをしてくれている佐藤さんは水が大嫌いで全く飲まないそうです。そんな人にはヨーロッパの硬水と日本の軟水を飲んでみてもらいます。たいていの人は違いに気づき、水に少し関心を持ちます。

以前、渋谷のあるコンビニで数えたところ、10種類以上の水が置いてありました。日本の軟水同士では見分けるのは難しいですが、そこの見極めができるくらい舌が敏感になれば、自然と健康的な食生活になります。ジャンクフードや味付けの濃い料理を負担に感じ、食べる頻度が減るからです。そこを目指すには、食生活で意識するポイントがあります。

それは、「調味料やドレッシングを使わない」、そして「添加物を使っているものは極力食べない」ということです。この2つは私が実践してきたことですが、そうして舌が鍛えられ、味覚が敏感になってくると、味が濃いものを食べた時に舌に不快感を感じ、自然と水を欲するようになります。 

はじめた頃は、飲食店でお店の人にピッチャーごと水を持ってきてもらったこと数知れず……。最近では添加物を多用してそうなお店の見極め力が上がってきたこともあり、そんな機会はほとんどなくなりましたが、添加物を重宝するお店のお水が美味しいことは稀なので、舌に違和感を除くために水を飲みたい、でも不味い。といった苦しみの連鎖が起きていました。

 
話しはそれましたが、そんな私にも圧倒的に気に入っている水があります。それは、桜島(鹿児島県垂水市)の温泉水です。初めて飲んだのは12年前でしたが、口に入った瞬間の柔らかさが印象的で、甘みが感じられる程でした。

口の中でフワッと広がる感覚も他の水にはなく、後からわかったことでは、その水はクラスター(粒子)が平均的なミネラルウォーターの半分ほどで、そのため体内に浸透しやすいということでした。他の水との口当たりの滑らかさの違いが大きかったこともあり、桜島の温泉水と出会ってからというもの、その他の水に雑味を感じるようになったのです。しかし毎日持ち歩くわけにもいかなく、少しずつその水を飲む機会は減っていきました。
 
それから10年後となる昨年末、とある講演会で食生活について聞かれ水について語ったところ、数日後にDeNAに水が送られてきました。それはまさかの桜島の水でした。桜島の水が好きだと話したわけではないのに……しかも以前の水とまったく同じ味でした。

すぐに送ってくれた桜島の水の販売を行う会社に連絡し、桜島の水がなぜこんなにも美味しいのかを確認したところ、クラスターや加熱方法の工夫など、無色透明に見える水ながらその奥深さに改めて感銘を受けました。この水の存在を多くの人に知ってもらいたかったので、水を送ってくれた会社の武部さんにラジオ出演してもらいました。

私のように、運命の出会いだと思える水は人それぞれあると思うので、次回コンビニに行く際は今まで飲んだことのない水を買ってみてください。重みを感じたい人はヨーロッパの硬水、口当たりの柔らかさを求める人は日本の軟水が合います。旅行に行く機会があればその地の湧水を飲むのもオススメです。昨年は金沢、先月は沖縄で湧水を飲んできましたが、水を知ることでその地の食文化を学ぶこともできます。
 
なお、水を飲んだからと言って健康になれるわけではなく、水の味を探ることで舌が変わり、口に入れるものへの意識が高まることや、味覚の変化に関心を持つことで水を飲む機会が増え、それに伴い清涼飲料水やアルコールを飲む量が減り、結果健康になりやすいという流れがつくれます。

「飲み物の中で水が一番好きです!」という人には出会ったことがないので、このコラムをきっかけにそのような人に出会えたら嬉しいです。
 
引用元:https://forbesjapan.com/articles/detail/19842/1/1/1
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